どうも!ヒトシです。
コロナ禍でキャンプも自粛状態ですね。せっかくの夏休みですが遠出キャンプは気が引ける今日この頃。ということで初めて近場(ほぼ地元)でキャンプを楽しんできました。
もちろん近場ということは低地キャンプ・・夏のこの時期に低地キャンプなんかしようものなら、設営・撤収で全ての体力を奪われ、夜は寝苦しさで体力を奪われ睡眠不足に・・辛い夏の思い出になるのは確実です。しかも最近やっとキャンプに興味を持ち始めた嫁さんの機嫌も損ねかねません。
リスクはかなり大きい・・・
でも、今回は嫁さんの機嫌をとるための秘密兵器を準備しているので、それにかけることにしました。私の体力はどーにかなるでしょう(笑)
ということで、今回目指すのは佐賀県鳥栖市にある「とりごえ温泉 栖の宿 ミニキャンプ場」です。今年3回目のキャンプ、1泊2日の旅スタート。
とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場 の基本情報
■名称 : とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場
■住所 : 佐賀県鳥栖市河内町2352番地(河内ダム湖畔)
■電話番号 : 0942-82-5005(通年営業)
■料金
о鳥栖市民
・200円(大人)
・100円(小中学生)
о一般利用
・300円(大人)
・200円(小中学生)
※小学生未満は無料
■サイト
оフリーサイト(予約不可)
■利用時間
о宿泊利用
・チェックイン 9:00
・チェックアウト 11:00
о日帰り利用
・9:00~17:00
※月曜日はデイキャンプのみ営業
※毎週火曜は定休日(火曜が祝日の場合は翌水曜が定休日)
■詳細 :とりごえ温泉 栖の宿HP
【2021年2月 追記】
2020年12月5日(土)より、とりごえ温泉 栖の宿 ミニキャンプ場は土・日・祝が予約制に変更されています。
また、それに伴い区画の新設と、チェックイン・チェックアウトの時間が変更になっていますのでご注意ください。
■区画
о40区画(基本10m×10m)
■利用時間
о宿泊利用
・チェックイン 11:00~17:00
・チェックアウト 11:00(別途料金)
о宿泊延長
・チェックアウト 16:00
о日帰り利用
・11:00~16:00
■予約方法
о店頭または電話
・予約は1人1回、1区画まで
・予約は翌月末まで可能
・予約受付は火曜を除く9:00~18:00
・キャンセルは前日18:00まで
アクセス
とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場 に向けていざ出発!
キャンプ 1日目
今回もまたまた当日の思いつきキャンプです(笑)
思いついて出発まで約1時間!以前と比べ各段に準備が早くなりました。
いつもより少し雑ですね。
鳥栖プレミアムアウトレットあたりから急に雨が降り出しました。天気予報では昼から晴れになっていたので大丈夫だとは思いますが、少し心配です。
あっという間にキャンプ場に到着。自宅を出発して僅か25分♪ちなみに「栖の宿」(すみかのやど)と読みます。最近まで「栖の宿」を(すのやど)と読んでました。恥ずかしい・・・
河内ダムの湖畔に位置する「とりごえ温泉栖の宿」は宿泊や温泉入浴、食事ができる宿泊施設と研修や温泉入浴、休憩ができる温泉施設の二つの建物からなります。
手前側のロッジ風の建物が温泉施設。奥の建物が宿泊施設です。キャンプの受付は奥の宿泊施設でおこないます。
ここから入ってすぐ右手に受付があります。
エントランスで地元の野菜が販売されていました 全品100円です。ミニトマトを買いましたが量がすごい。食べ応えがありました。
まずは受付横にある券売機でキャンプ利用料のチケットを購入します。一般利用(鳥栖市以外)になるので大人300円、小中学生200円になります。
うちは大人2人+幼児2人なので、
しめて600円。安い!!
受付では氷や木炭なども販売してます。ゴミ処分は200円で袋を購入する仕組みになっています。ゴミ袋の中に燃えるゴミ、燃えないゴミ(缶・ペットボトル)などを小分けにして入れておけば1枚のゴミ袋で対応可能(受付で回収)です。
「テントは広場の端から張ってください」と説明がありました。端が埋まったら広場の中央部にも設営できるようです。
キャンプ場の入口です。利用者しか入れないように入口には鎖が張ってあります。
鍵の暗証番号は受付時に教えてもらえます。ただここで問題?発生・・
車から出て鍵をはずしていると、ブンブンと虫の羽音が聞こえてきました。顔を上げるとのアブの大軍が飛び回ってます・・・慌てて車に乗り込みましたが、田舎育ちの私からみても異常な光景でした。車にも10匹以上張り付いてます…
なんとか施錠までしましたが、ちょっと怖いですね。
後から調べるとアブは温度があるものに集まる習性があるようです。そのため、人の体温やエンジンをかけている車の温度を察知して集まってくるそうです。
この難所を越えて、坂を少し下ると広場が見えてきます。
とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場に到着
最初の印象はけっこう広い!ミニキャンプ場じゃない!でした。
野球場でいうと3面分ぐらいの広さがあります。広いです。
時間的に出遅れたのか、いい場所は埋まっていましたが、2~3周ぐるぐる回ってみて、そこそこ良さげな場所を見つけたので設営場所に決めました。
ランドロックにはちょっと手狭ですが、この車と車の間に張ることにしました。というのもお隣さん(かっこいいハイラックス)はデイキャンプの匂いがプンプンしてたので、夕方には帰るだろう的な山勘です。
ダム側はけっこう空いてますね。おかげで眺めもバッチリです。意外と開放感があって気持ちいいです。
ただ、こう見えても低地なので、
とにかく暑い・・・
雨上がりで湿度も高く、気を付けないとすぐに熱中症になりそうな感じでした。
食材を買ってなかったので、嫁さんとチビ達は買い物に。その間にランドロックを設営します。
ここまで約30分。初めてバックパネルを開けてみましたが、風が通って気持ちいいですね♪
今回、設営したのは写真★の辺りです。
ここでもトイレ・炊事場までけっこうな距離がありますので、本当はもう少し左側に設営したかったですね。
その左側にはソロキャンパーさんがずらり並んでいました。皆さんそれぞれの時間をのんびりと過ごされていましたよ。ソロキャンプ羨ましいです!!
今回、新規投入したアイテム
其ノ壱(オレゴニアンキャンパーのグランドシートS)
今回、「オレゴニアンキャンパーのグランドシートS」を初投入しました。サイズは100×70という小さなグランドシートです。
どこに使うかと言うと
テントの入口マットにします。オレゴニアンキャンパーのグランドシートは生地自体が厚く、裏面もしっかり防水加工してあるので雨で地面がぬかるんでいても大丈夫です。しかもハトメが付いているので、ちびペグ等を使ってしっかりと固定することができます。
その上に「ハイランダーのアルミすのこ」を載せると、いわゆる遊び盛りの子供がいるキャンパーが必ず直面する「テントの入口砂だらけ、葉っぱだらけ問題」を解消することができます。
[nlink url=”https://www.camp-life.net/camp-tool/alum-roll-board/”]
其ノ弐(ルーメナープラス LEDランタン)
二つ目の投入アイテムは「ルーメナープラス LEDランタン」です。以前から欲しかったLEDランタンを溜まっていたポイントで購入しました。
なんとこのランタンは明るさが最大で1800ルーメンもあるので幕内のメインランタンとして使いたいと考えています。。また、内蔵バッテリー容量は20,000mAhもあるためモバイルバッテリーとしても使えます。ちなみに連続点灯時間はLowで約160時間、Highで約12時間です。
災害時の非常用ランタンとして一家に一台あると安心だと思います。
本体はしっかりとしたケースに入っていました。専用のケースがあると便利で安心ですね。
こんな感じで設置してみました。カラビナ等も付属しているので設置の自由度も高そうです。夜が楽しみです♪
とりあえず設営も一段落したので、ビールでも飲みながら嫁さんの帰りを待ちます。
やっぱ労働の後のビールは最高やね!と、ひと時のソロキャンプ気分を満喫していると、嫁さんが帰ってきました。
帰ってくるなり「車内にアブが入ってきて大変だった!あの入口のアブはどうにかならんとー!?」とブーブー文句を言ってきます・・
せっかくいい気分だったのにぶち壊し・・・しばらく放置してましたが、収まる気配無し…
仕方ないので秘密兵器を投入して機嫌を治してもらいましょう♪
其ノ参 Vivereハンモックダブルサイズ
嫁さん対策の秘密兵器とは「ハンモック」でした!
久しぶりにタープも張りました。ハンモックのための専用空間です。贅沢~(笑)
嫁さんが以前からハンモックを欲しがっていたので内緒で準備していました。大好きなボイボイキャンプ場で使いたいと言っていましたが、今回はここで我慢してもらいましょう(笑)
でも、ハンモックって色々な種類やサイズがあるんですね。調べてみて初めて知ることが多々ありました。結局、生地の横幅とカラーを重視して「Vivereハンモックダブルサイズ」を購入しました。
Vivereのハンモックはリーズナブルで高品質を両立した全米で大人気のハンモックで、米国Amazonでもハンモック部門でベストセラーを獲得している商品のようです。
すぐにチビ達の遊び場に・・
嫁さんも大満足のようで一瞬でご機嫌に♪
単純!(笑)
色は落ち着いたデザートムーンカラーにしましたが、いい意味でテントサイトに馴染んでいますね。設置も5分ぐらいでできるので、これからのキャンプで大活躍してくれそうな予感です。
ハンモック占領中の嫁さん。
みんな待ってますけど・・・
私も使ってみましたが、これは良いです!少し斜めに寝るとハンモック生地の形が安定して、全身が包み込まれるような、なんとも言えない感覚に襲われます♪
自宅が広ければ常設してベッド代わりに使いたいと本気で思いました。それぐらい最高に気持ちいいです。
とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場 の設備
夕食まで時間があったので、入浴も兼ねて、キャンプ場の設備をご案内~
テントサイトに隣接した唯一のトイレと炊事場です。と言ってもテニスコートに隣接していますので、広場奥に設営した場合、けっこう歩く必要があります。
炊事場は流しが二つあります。利用者の数に対してはちょっと少ないかもしれません。
トイレはお世辞にも綺麗とは言えません・・しかも和式しかないためチビ達は使うことができませんでした。トイレを改善するとキャンプ場としての魅力が大きく高まると思うんですけどね~
トイレのすぐ横にはテニスコートが2面あります。470円/1hで利用できるそうです。
次は温泉施設に向かいます。炊事場の少し上から宿泊施設と温泉施設に繋がる階段があります。ここを使えばテントサイトから車を使わずに温泉に行くことができます。とはいえ、階段はこんな感じで150段ぐらいはあるでしょうか?かなり疲れます・・
テニスコート横にもフリーサイトがあります。狭いですが、トイレと炊事場が近いので便利はいいと思います。
階段の頂上付近からの眺めです。フリーサイトがよく見えます。奥には河内ダムが見えます。子供の頃遠足でよく来てました。懐かしい~
温泉はコンパクトなタイプ。ぬるめのお湯が気持ち良かったです。
温泉の隣りには休憩室もあります。
子供が遊べるちょっとしたスペースもありました。ソファーやマッサージ機があるので、風呂上がりの待ち合わせにいいですね。エアコンもガンガンに効いててますよ♪
あと、施設内には綺麗なトイレがあるので、小さな子供はこっちを使った方がいいと思います。キャンプ利用者は7時~22時まで利用できるそうです。
お風呂は通年10時半~18時です。料金は大人300円、小学生以下は無料とこちらもリーズナブル♪
夕食♪
戻ったら夕食の準備です。と言ってもカセットコンロでBBQ〜
暑くてやる気がおきませんでした(笑)
とりあえず肉を食います♪
アウトドアスパイス「ほりにし」はエビにも合いました。それにしてもカセットコンロでのBBQも悪くないですね。美味しければOKです。
新鮮ホタテはシンプルにバター焼き♪
火力が弱く少し時間がかかりましたが、味は抜群でした!
ルーメナープラスの LEDランタンは弱でも明るいです。この光量で160時間も点灯するってすごいですね。
もちろん最大光量にしたら・・・
さすが1800ルーメン!!近所迷惑な明るさに・・
さすがにやり過ぎたかなと思いましたが、大は小を兼ねると言うのでいいとしましょう(笑)
これがあればガソリンランタンも不要かもしれませんね。それぐらいのパワーがあります。
チビ達が寝たあとは嫁さんと乾杯です。実は結婚記念日だったんですよね〜いつもはレストランに食事に行ってるんですが今年はコロナで諦めました。
キャンプでお祝いも悪くないですね。
嫁さんが寝たあとはハンモックでソロキャンプごっこ(笑)
1人でまったり過ごしていると、夜空に流れ星がスーッと流れました。
しばらくするとまたひとつ。またひとつ。
夢中になって眺めているとあっという間に1時間も過ぎていました(笑)後から知ったんですが、ペルセウス座流星群のタイミングだったようです!ラッキー☆
今度はチビ達に流星群を見せてあげたいなぁ〜と思いましたね。流星群のタイミングに合わせてキャンプに行くのもいいかもしれません。
次のタイミングを調べてみようかな♪
キャンプ 2日目
2日目の朝、天気は曇りです。バックパネルを開けていたせいか、朝方は少し寒く感じました。
嫁さんは朝からチキンをガッツリ焼いてます・・40半ばのオジサンにはついていけません。
皆んなチキンにかぶりついてます(笑)私はそんな彼らを横目に撤収作業…
途中、ペグハンマーが見つからないというアクシデントがありましたが、(その後、車のトランクから発見・・)それ以外はスムーズに撤収完了しました。
この頃には綺麗な夏空に。暑い…
受付にゴミを渡した後は、お楽しみのソフトクリームタイム♪
チビ達はこの後の川遊びに向け臨戦態勢…
さすがにゴーグルは早いと思う(笑)
四阿屋(あずまや)遊泳場で川遊び
キャンプ場から車で10分ぐらいの所に四阿屋という川遊びができる場所があります。ここは子供の頃から本当によく通っていて、私の母も祖父母も遊んでいた思い出の場所です。
側には四阿屋神社があり、その境内に流れる渓流はまさに天然のプールで、夏休み期間中は遊泳場になります。昔から地元の人の避暑地として愛されてきました。
利用時間
9時00分から17時まで
利用料金
無料
附帯設備
トイレ、駐車場(80台)
アクセス
所在地 :鳥栖市牛原町1371番地4
駐車場はほぼ満車状態でした。なんとか空いてるスペースを見つけて川に向かいます。
冷たくて気持ち~♪とご機嫌なチビ達。
2人はカニ探しへ。結局捕まえることはできませんでしたが楽しそう。
四阿屋は砂防堰堤で上と下に分かれていて、上段は深い所でも子供のお腹ぐらいなので安心して遊ぶことができます。
下段はお兄ちゃん向け。落ち込みの側は天然のプールのように泳ぐことができます。
こちら側で遊ぶ時は、川の増水具合を冷静に判断する必要がありますね。できればライフジャケットを付けて欲しいです。
石を積み上げる遊び。大人も夢中になっちゃいますね♪
今年はコロナの影響で軒並みプールが中止になっているので、こういった川遊びができる場所が例年以上に賑わっているようです。
とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場に行った時には、ぜひ四阿屋にも遊びに行ってみてください。夏のおすすめスポットです。
とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場 まとめ
今回、「とりごえ温泉栖の宿ミニキャンプ場」を初めて利用しましたが、街に近く予約が不要なため、思い立ったらすぐに行ける身近なキャンプ場でした。サイトに隣接しているトイレに少々難ありと、今流行りの高規格キャンプ場ではありませんが、隣接する温泉施設を上手く使えば、小さな子供と一緒のファミリーキャンパーも十分に楽しめるキャンプ場だと思います。
また、すぐ近くには「鳥栖プレミアムアウトレット」があるので、買い物の拠点としての利用もおすすめです。施設内にはColemanのアウトレットショップもあるので、キャンプ道具の買い足しもできますね!
近いので、また行ってみようと思います♪
では、また!
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またまたお邪魔します。我が家は、この夏は暑すぎたため、キャンプはパスしてGoToを使って旅館に泊まったヘタレです。やっと涼しくなってきたので、今週末に久しぶりにキャンプに出掛けます。