どうも!「見習いキャンパー」のひー坊です。

冬の間、仕事に忙殺され、すっかりアウトドアな生活から離れていました。。
ぼちぼち動き出さないと「見習いキャンパー」改め「口だけキャンパー」になりそうな気配さえ漂ってきましたので、ここらで気合いれていきます!(笑)

とは言いながらも、おしゃれキャンパーさん達のインスタグラムは毎日念入りにチェックしていましたので、欲しい物リストはデイリーで増えてます・・・

そんな中、今回はこれを購入しました。

▼ エスビット (Esbit)ポケットストーブ!

エスビット

見た目は無骨ですが、インスタにもちょくちょく登場するオシャレな携帯簡易型コンロです。
もちろんギアとしての信頼性も非常に高い逸品です (^^)v

では、さっそくレポートしていきますが、その前にエスビットについて少しだけ勉強してみましょう!

エスビット とは

エスビット社はエーリッヒ・シュンによって、1936年ドイツ・ハンブルグにて創業された会社で、創業80年を超えた現在でも家族経営にて高品質な製品を作り続けているドイツの老舗アウトドアメーカです。 日本では、株式会社飯塚カンパニーが昭和56年に日本総代理店契約を締結し、国内販売をおこなっています。

エスビットとは ” Erich Schumms Brennstoff in Tablettenform ” の頭文字で、「エーリッヒ ・ シュンの固形燃料タブレット」という意味になります。大戦中の前線地帯で糧食やコーヒーを温めなおすのに使い始めたのが始まりで、その後は登山家やアウトドア愛好家にも好まれ、商標登録されると同時にその名称は普通名称化しており、今やエスビットは会社名ではなく、「ポケットストーブ」と「固形燃料」そのものを指すほど浸透しています。

エスビット社のメイン製品、ポケットストーブと固形燃料は、ドイツ軍・スイス軍・オーストリア軍・フランス軍・NATO軍でも採用されているほど信頼できる製品になります。

 

エスビットポケットストーブ購入レポート

では、さっそく開封してみます!

エスビットポケットストーブ 外箱表

▲外箱のサイズはざっくりとですが、縦10センチ・横8センチ・厚み2.5センチぐらいでしょうか。 予想以上にコンパクトです。

エスビットポケットストーブ 外箱裏

▲外箱の裏面です。 エスビットポケットストーブは固形燃料の形状によって2種類に分けられますが、今回購入したのは「エスビットポケットストーブ・スタンダードタイプ」になります。 小型軽量の登山、防災用、折り畳みコンロ。収納サイズは98×77×20mm 本体重量は85gと記載があります。 また、固形燃料は4g×20tab ( 1tab:4gで約5分間燃焼 )とあります。

エスビットポケットストーブ 本体

▲イメージ通り無骨な外観ですね!非常にコンパクトで名前の通りポケットに余裕で入りそうです。 本体には社名Esbitの他、使い方のイメージが2パターン刻印してあります。 当然説明書なんてありません・・・(笑)

エスビットポケットストーブ 固形燃料

▲本体を真ん中から開いてみました。意外と力がいりますが、カチッ、カチッと開きます。 調べてみると、本体は電解亜鉛メッキ鋼で出来ており、通常鋼板に比べて錆や腐食にも強い堅固な素材のようです。 稼働部分を含めてかなり剛性感を感じます。 このあたりは流石ドイツ製ですね!中には固形燃料がピッタリ収まっています。

エスビットポケットストーブ 固形燃料

▲本体の中には、エスビット固形燃料スタンダード(4g×20個入)が入っています。 ここで気が付いたのですが、この燃料少し生臭いような嫌なニオイがします・・・ 箱自体フィルム包装されているにも関わらずこのニオイですから、正直開けるの怖いです!(笑) 

調べてみると燃料の主原料はヘキサミン(正式名称:ヘキサメチレンテトラミン)のようで、それをブロック状に押し固めて作られています。 この固形燃料はマッチ1本で手軽に着火でき、1タブレット(4g)で約5分間燃焼するとのこと。 火力は1タブレットあたり28kcalなので、火力を強くする場合は、複数個を同時に投入すればいいようです。

エスビット固形燃料について

エスビットの固形燃料は高山や氷点下でも安定した炎で燃え、熱効率7,000kcal/kgとよく熱を発生し、煙をたてず、燃えかすを殆ど残さずに燃焼します。 キャンプファイアやバーベキューの炭の火起し、ストーブのプレヒート、調理、湯沸かしなどアウトドアのアクティビティで役立ちます。
引火点は約400℃で自然発火や爆発もしない為、安全に保管ができます。 天災や大規模災害のようなときにも大いに役立ちます。(引火性が高い液体やガスの燃料は携行や安全の点に問題があります。 又、燃えると液化するアルコール性固形燃料も同様に危険です)エスビットはドイツやスイスなどのヨーロッパ他海外諸国の軍隊でも使用されていてます。 食物の調理の他にも、飲用に適さない水を沸かしたり、冷凍食品を解凍したり、医療器具の消毒などにも使用されています。
エスビットは軍隊用品として、また遠征隊などでも使用され、安全でしかも信頼できる燃料であることが実証されています。(出典:飯塚カンパニーオフィシャルHP)

 

エスビットポケットストーブ 外観 フルオープン

▲エスビットポケットストーブは蓋を開くと五徳付きのコンロになり、五徳部分の角度は90度と、45度の2つのパターンを選ぶことができます。 上に乗せるクッカーのサイズに合わせて五徳サイズの調整が可能です。 これは90度の全開パターンですが、安定感もあるので、多少重たい物を乗せてもビクともしなさそうです!

フライパンやスキレットなど、底が大きなクッカーを使用する時は、この90度パターンを選んでくださいね。

エスビットポケットストーブ 外観 フルオープン サイズ

▲90度開いた時の五徳部分のサイズは9.7センチです。

エスビットポケットストーブ 外観 フルオープン 横

▲五徳部分の側面です。 五徳の出っ張り部分は左右で形が違いますね。

エスビットポケットストーブ 外観 フルオープン 横サイズ

▲この部分は7.4センチです。 写真はありませんが高さは5.4センチでした。

エスビットポケットストーブ 外観 底

▲本体の底部分にはEsbit(社名)とMade in Germanyの刻印があります。 その周りには空気の取り入れ口(スリット)が8ヶ所あります。 エスビットはストーブの底にスリットを設け、空気が上方に廻るようにした結果、強力な熱い炎を出すことができるのですが、この穴から固形燃料の燃えカスが下に落ちてしまうようです。

テーブルの上で使用する際は、何か下に敷いた方がいいのかもしれません。 ご注意ください!

エスビットポケットストーブ 外観 可動部

▲鋼板のプレスも綺麗ですね。 シンプルな作りですが、この稼働部分の精度の高さが、エスビットポケットストーブの耐久性の高さに繋がっています。
さすがメイド イン ドイツ!!(笑)

エスビットポケットストーブ 外観 ハーフオープン

▲五徳部分の角度を45度にすると、五徳部分の幅は半分ぐらいになりました。 これならシェラカップ等の底面が小さいクッカーも対応できそうです。 また、側面の空間が狭まることで、風の影響も受けづらくなりそうですね!この状態でもかなりの剛性を感じますが、構造上あまり重い物は乗せないように注意しましょう。

蓋が閉じた衝撃で調理中のクッカーがひっくり返ってヤケドなんかしたら・・・ 楽しいキャンプが台無しになりますよね。

エスビットポケットストーブ 外観 ハーフオープン 横

▲五徳の先端部分ですが、けっこう尖ってます。 開け閉めする時は気を付けた方がいいかもしれません。 私は手袋の着用をおすすめします。

エスビットポケットストーブ 外観 ハーフオープン サイズ

▲45度パターン時の五徳幅(先端部分の1番狭いところ)は4.5センチです。

エスビットポケットストーブ 外観 フルオープン メスティン横

▲ちなみにエスビットと一緒に買ったラージメスティン(TR-209)を乗せるとこんな感じです (^^♪

90度パターンであれば安定感もあってバッチリ合います! エスビットポケットストーブとメスティンがあれば「自動炊飯」なるものが出来るそうです。

今度チャレンジしてみますね!

エスビットポケットストーブ 外観 フルオープン メスティン前

▲側面のサイズ感も問題ありません。 五徳の先は細く、接地面も少ないのですが、メスティンを押してみてもツルツル滑ることなくしっかりとメスティンの底にフィットしています。 当初は怪我防止のため、五徳の先端部分をヤスリで少し丸く削ろうと思っていましたが、これを見て止めました。 鍋底に爪を立てているように見えますよね。

 

エスビットポケットストーブのおすすめ利用シーン

ファミリーキャンプにも最適

非常にコンパクトなエスビットポケットストーブは、少しでも荷物を軽くしたい登山家やソロキャンパーに人気がありますが、ファミリーキャンプやオートキャンプでもメインのコンロやガスバーナーとは別に、ちょっとしたお湯を沸かしたり、メスティンなどのクッカーを使って自動炊飯をしたり、またテーブルの上で缶詰を温めたり、お酒を燗にしたり色々な使い方ができます。 なにより固形燃料を使いますので気軽に使用できますよね。

災害時の備えにも最適

もしもの時の備えとして非常用持ち出しバックを準備しているご家庭も多いと思いますが、持ち出し品の中にコンロまで入っていることは少ないようです。 エスビットポケットストーブが1台あれば、避難先でも温かい食事をとることができます。

実際に過去の被災者の多くは、災害後の避難生活の際に「温かい物が食べたかった」と語っています。 備蓄しているカレーやカップラーメンなどのレトルト食品を美味しくいただくために、被災直後の一時的に電気やガスが止まり、熱源を失っている状況では、エスビットポケットストーブはとても重宝すると思います。 また、赤ちゃんが居るご家庭ではミルク用のお湯を沸かしたり、哺乳瓶を煮沸消毒することも可能です。

ピクニックやお花見にも大活躍

一番のおすすめは、ピクニックや釣り・お花見での使用です。 コンパクトなエスビットポケットストーブを1つポケットに忍ばせていけば、現地で淹れたてのコーヒーやお茶を楽しむこともできます。 また、メスティンなどのクッカーがあれば、簡単に炊き立てのご飯や熱々の肉まんやシュウマイを作ることもできちゃいます!
もちろんコンパクトなガスバーナーやコンロを持って行くこともできますが、荷物も増えますし、何よりちょっと大げさですよね? エスビットをポケットからサッと取り出し、自然の中でバリスタ顔負けのコーヒーなんかを淹れたら、きっと周りの見る目も変わるのではないでしょうか。 エスビットポケットストーブは、ちょっとしたアウトドアシーンで大活躍間違いなしです!

 

エスビットポケットストーブの実力を検証してみた

それでは実際にエスビットポケットストーブを使用して、その実力を検証してみます。

エスビットポケットストーブ コーヒー

▲まずはコーヒーを淹れてみます。 使用する器具は、15年ほど愛用しているイタリア製の直火式エスプレッソメーカー(オールステンレス製)です。

エスビットポケットストーブ エスプレッソ▲最初に下室( 一番下の部分 )に水を入れます。このエスプレッソメーカーは最大で400mlの水が入ります。ちょっと分かりずらいのですが、下室の側面に圧力バルブ( おへそのような小さな部品 )がありますが、必ずバルブに水がかからないようにします。

エスビットポケットストーブ コーヒー▲次にバスケットの中にコーヒー豆を入れて軽くプレスし、上室をセットしたら準備完了です。

エスビットポケットストーブ 燃料

▲今回はエスビットの固形燃料ではなく、ダイソーで購入したパック燃料(27グラム×4個入 )を使用して検証してみます。 純正の固形燃料は1タブレット(4グラム)という小分けの仕様(スタンダードタイプの場合)になりますので、メイン燃料が不足しそうな時の追加投入用に使おうと考えています。

また、固形燃料は長期保管をおこなうと揮発して量が減るなどの欠点があり、「ジップロック」や「サランラップ」などでくるんでの面倒な保管が必要です。 その点、パック燃料は揮発しないので、長期保管に優れています。 何よりダイソーのパック燃料は安いという大きなメリットがありますよね!

エスビットポケットストーブ 燃料

▲最初、45度パターンにして、エスプレッソメーカーを乗せてみたのですが、このエスプレッソメーカー意外に高さがありますので・・・安全性を考えて90度パターンにエスプレッソメーカーに付属していた専用五徳を乗せてみました。 また、パック燃料の下には燃えカスが落ちないようにお菓子の缶の蓋を敷いてみました。 2つとも狙ったようにピッタリなサイズ感で♪これが世に言うシンデレラフィットなんですね!

エスビットポケットストーブ コーヒー

▲準備が完了したので、何分で400mlのエスプレッソコーヒーが出来上がるか検証スタートです!マッチを使用しましたが簡単に火が付きました。

エスビットポケットストーブ コーヒー

▲想像以上に火力があります!写真では分かりませんが、五徳の隙間から炎が立ち上がっています。 この感じだとあっという間にお湯が沸きそうです!

エスビットポケットストーブ コーヒー▲タイマーの表示が見えづらいのですが、約6分半(正確には6分31秒)で出来上がりました!家庭のガスコンロを使用した場合は約5分ですので、ダイソーのパック燃料は意外と高火力のようです。

エスビットポケットストーブ 燃料▲その後もパック燃料は燃え続けて、約13分半(正確には13分25秒)で燃え尽きました。 パッケージには「1個で約18分燃焼」と記載がありますが、使用する条件で燃焼時間は前後するのかもしれません。

今回は室内で検証しましたが、野外で使用する場合はウィンドシールド(風除け)を使った方が燃焼効率は良さそうです。 真冬以外であれば熱伝導のいいアルミクッカーを使えば、パック燃料1つで1リットルのお湯が沸かせると思います。

エスビットポケットストーブ 燃料

▲燃え尽きた燃料ですが、固形燃料と違い、ワックスのようなものが残らず灰の塊(つっつくとすぐとれる)が残るだけなので、掃除はとても簡単です。 とは言え、アルミホイルなどを燃料の下に敷いて利用した方が、本体が傷まず長い利用が可能です。

エスビットポケットストーブ

▲パック燃料はエスビットポケットストーブ本体に2つまで収納することが可能です。 3つ目もチャレンジしてみましたが、蓋が閉まりませんでした。。

 

エスビットポケットストーブのラインナップ

エスビットポケットストーブ・スタンダード

折りたたむことができ、ポケットに簡単にしまえるストーブ。 キャンプ、登山、災害時のサバイバル用品として最適です。

●サイズ:収納時98×77×23mm
●重量:170g/85g (固形燃料を除く)
●固形燃料スタンダード (4g×20タブレット)付

エスビットポケットストーブ・ミリタリー

コンロはスタンダードと同じ物です。 現在、ドイツ軍、スイス軍に採用され各兵士に配られています。

●サイズ:収納時98×77×23mm
●重量:180g/85g ( 固形燃料を除く )
●固形燃料スタンダード (14g×6タブレット)付

エスビットポケットストーブ・ラージ

スタンダード、ミリタリーより二回り大きいポケットストーブです。 少し大きな鍋も載せることが出来ます。

●サイズ:収納時132×94×38mm
●重量:174g/85g(固形燃料を除く)
●固形燃料ミリタリー12タブレット(14g×12 タブレット)付

使用上の注意点

外箱の裏書にも注意事項が記載されていますが、エスビットポケットストーブは火を扱う道具(燃料)です。 いくら手軽で扱いやすいといっても、守るべき使用上の注意があります。 怪我をしないよう、させないよう十分注意して取り扱って下さい。

安全な場所で使用しましょう!

エスビットを使用する際は、必ず安定した平坦な場所で使用しましょう。 傾斜および凹凸の激しい場所で使用すると、上に乗せたクッカーが転倒する恐れがあります。 また、周囲に燃えやすい物や危険がないか必ず確認してから使用しましょう。

エスビット本体の取扱いにも注意が必要!

エスビットを取り扱う際は手袋の着用をおすすめします。 五徳の先端部分は尖っており、開閉時には特に注意が必要です。 また、使用中はエスビット本体が非常に高温になるため、冷えるまで素手で触らないようにしましょう。 当然ですが、収納する際は本体の熱が完全に冷めていることを確認してからおこなってください。

換気が重要!

エスビットを使用する際は換気を十分におこなってください。 雨や強風などの悪天候下で調理をする場合、どうしてもテント内や車内で使用したくなりますが、換気が不十分な場所で火を使うと酸欠や一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります。 特に一酸化炭素は無色・無臭・無刺激の非常に危険な気体です。エスビットに限らず火を使う場合は、必ず風通しのよい場所を選んで使用してください。

固形燃料は保管に注意が必要!

エスビットの固形燃料はヘキサミン(正式名称:ヘキサメチレンテトラミン)を主原料としています。 この固形燃料は着火させやすい(=揮発性が高い)反面、空気に触れていると少しずつ気化していきます。 これを防ぐためには、燃料をラップやジップロックなどのチャック付ビニール袋、または密封できるケース等に入れて保管することをおすすめします。

また、小さなお子様がいるご家庭では、お子様の手が届かない所で保管するようにしてください。 「環境省」や「国際化学物質安全性カード」の情報によると、主原料であるヘキサミンには、極僅かですが有害性があるとされ、経口摂取した場合、稀に腹痛・吐き気・嘔吐といった症状がでることがあるようです。 間違っても口に入れないよう注意してください。

 

まとめ

エスビットポケットストーブの魅力はその名のとおりポケットにすっぽり入るコンパクトさにあります。 軽量で燃料も本体に収納できるので持ち運びも簡単で気軽に使用できます。 そのため、登山やピクニックなどのアウトドアやキャンプに行く時は、とりあえず荷物の中にエスビットを一つ放り込んでおけば安心です。 仮に燃料が無くなってしまっても、木の枝や枯葉・松ぼっくりを拾ってくればネイチャーストーブとして利用できますので、アウトドアだけでなく非常災害時の備えとしても有用です。

また本体自体の価格も1,500円(ラージは3,000円 )程度と安く、固形燃料や他メーカーの燃料も非常にリーズナブルなため、コストパフォーマンスに優れているという点もおすすめの理由ですよ。

 

シンプルな道具なだけにエイジングを楽しみながら、長く大切に使っていこうと思っています (^^)v

以上、エスビットポケットストーブの購入レポートでした。

 

では、また!

 

 

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