どうも!ヒトシです。
最近はランタンに興味があり、色々と買い漁ってます。ちなみにランタンと言っても、燃料式のガソリンランタンやガスランタン、LEDランタンなど様々なランタンが発売されていますよね。サイズや明るさも様々なので、皆さん目的や利用シーンに合わせて使い分けているんじゃないでしょうか。
私もテントの外ではガソリンランタン、テント内やタープ下ではLEDランタンと使い分けをしています。ただ、使い分けをすればするほど荷物も増えるし運用も煩雑になるんですよね。(このランタンには単一電池、このランタンには単三電池など・・)
そこで以前からコンパクトで運用しやすいLEDランタンを探していましたが、やっと私の理想に近いランタンに出会えました!
今回、ご紹介するランタンは、超コンパクトで超軽量なLEDランタン。GOAL ZERO(ゴールゼロ)の「Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)です。
GOAL ZERO(ゴールゼロ) Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)
フラッシュライトを含めた3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応した手のひらサイズのコンパクトなLEDランタンです。
■全般
・規格:IPX6
・重量:約68g
・寸法:93×38(mm)
・使用可能温度域:0-40度
・保証:12カ月
■ポート
・USBポート(入力):5V 1Aまで(最大5W)
■バッテリー
・種類:リチウムイオンNMC
・セルタイプ:18650
・セル容量:9.62Wh(3.7V 2600mAh)
・耐用回数:数百回チャージ
・未使用保管期間:3か月に1回は必ず充電して下さい
GOAL ZERO(ゴールゼロ)とは
Goal Zero社は、企業家のRobert Workman氏が自身の事業で成功を収めた後に、アフリカのコンゴでNPOとして活動した際に住民が電気のない生活をしている所を目の当たりにし、電気を使えない貧困層をなくすことを理念として、2008年に米国ユタ州で設立されました。携帯用太陽光発電メーカーのリーダーとして、環境にやさしく、品質、デザイン、使いやすさにこだわった、高性能かつポータブルで拡張性が高いソーラー発電システムを開発しており、アウトドア、キャンプユーザーはもとより、外出先でのバッテリ充電に最適な製品を提供しております。(株式会社アスクHPより引用)
GOAL ZERO(ゴールゼロ)はLEDランタンだけでなく、モバイルソーラーパネルやポータブル電源なども手がけています。日本での輸入販売は株式会社アスクがおこなっています。
開封レビュー
それでは早速開封したいと思います。
おしゃれなパッケージです。さすがメイド・イン・USA!全部英語ですね。(笑)
裏面もかと思ったら日本語ありました!
デモモードについて
初期設定ではデモモードに設定されているため、その状態で電源を入れて使用すると、「フラッシュモード」「ハイモード」「ローモード」の順に約10秒間点灯し、その後自動消灯します。
なので使用する前には必ずデモモードを解除する必要があります。解除する方法は2つありますが、その前にデモモードを見てみましょう。
表側から直接本体スイッチを押すことができます。箱には「TRY ME」と記載がありますよ。ここからスイッチを押せばパッケージを開けることなく、明るさを確認することができますね。購入時の参考になります。
スイッチを押すと最初に「フラッシュモード」になります。いわゆる懐中電灯モードですね。
次に「ハイモード」、「ローモード」と2回ずつ点減して消灯しました。あっという間ですけど、点灯時のイメージが湧きますね!
ただ、購入して、デモモードを解除せずにスイッチを入れると10秒で消えてしまうので、不良品かと少し焦りそうです。私もそうですが、説明書や箱裏をあんまり見ない人は要注意です。
そういえば本製品に説明書が付属していないので、必要な場合は株式会社アスクのLighthouse Micro Flashの商品ページよりダウンロードすることができます。
デモモードの解除方法
方法①
方法②
外観チェック
箱から出してみました。パッと見小さな懐中電灯に見えます。全長は僅か9センチです。
こんな感じで手のひらサイズです。しかも重さも約68グラムと超軽量です。68グラムというとちょうど卵1個分の重さです。
本体上部にはオン/オフ輝度調節ボタン(黄緑色のボタン)やバッテリー残量計、フラッシュライトが付いています。ちなみに同シリーズのLighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)にはこのフラッシュライトが付いていません。
本体下部に充電用のUSBコネクターを装備しており、ケーブルを接続することなく内蔵バッテリーを充電することが可能です。
ちなみに内蔵バッテリーには9.62Whリチウムイオン電池を内蔵していて、約3.5時間でフル充電することができます。
コネクターは最大180°可動します。ACアダプターやUSB給電機器のポートの位置に合わせて、コネクターの角度を調整して充電することができます。これって以外と便利だと思います。
バッテリー残量も分かりやすい
本体上部にバッテリー残量計があります。
この青いLEDランプの部分です。今はランプが4つ点灯しているので100%充電されている状態です。分かりやすいですね!
-
- 4つ点灯:100%
- 3つ点灯:75%
- 2つ点灯:50%
- 1つ点灯:25%
使用方法
本体ヘッド部分の黄緑色のボタン(オン/オフ輝度調節ボタン)を使って操作します。
具体的にはボタンを押すことで点灯モードの切り替えができます。また、各モードでボタンを長押しすると輝度を調整することが可能です。
3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応
Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)には、フラッシュライトを含めた3つの点灯モードがあります。
- フラッシュモード(20~120ルーメン)
- ハイモード(20~150ルーメン)
- ローモード(10~75ルーメン)
ボタンを1回押すとフラッシュライト、2回押すとハイモード、3回押すとローモードに切り替えができます。
電源オフ ⇒ フラッシュライト ⇒ ハイモード ⇒ ローモード ⇒ 電源オフ
こんな感じです。
フラッシュモード(20~120ルーメン)
まずはフラッシュモードから見ていきます。
ボタンを1回押すと本体ヘッド部分にあるフラッシュライトが点灯します。ほぼ懐中電灯ですね。
フラッシュライトは最大で120ルーメンあるので、けっこうな明るさです。夜中、トイレへ行くときにも使えそうです。
ハイモード(20~150ルーメン)
続いて当ランタンで一番明るいハイモードです。ランタン内部のLEDが4つ点灯するモードで最大150ルーメンあります。
■150ルーメン(最大)最大にするとなかなかの明るさですね。ソロテントなら1つあれば十分だと思います。ランドロックでも前室に2つ、インナーテント内に1つあれば十分に過ごせそうです。(あくまで個人的意見ですが・・)
ランタンを逆さにしてみました。このランタンはLEDが下向きに付いているので、逆さにすると下から空間全体を照らすことができます。
■20ルーメン(最小)さすがに20ルーメンだと暗いですね。ランタンの周りを少しだけ照らす感じです。でも雰囲気は抜群です。
ローモード(10~75ルーメン)
最後にローモードです。ランタン内部のLEDが2つ点灯するモードで最大75ルーメンあります。
■75ルーメン(最大)最大(75ルーメン)だとこんな感じです。ちなみにLEDは片側2つだけが点灯するので写真向かって左側だけが明るく、右側は暗くなっています。
なぜ、こういう仕様にしたのか分かりませんが、個人的にはランドロックの前室で一人で寛ぐ時(嫁さんと子供はインナーテントで就寝中)に使えると思っています。就寝の邪魔にならないようにランタンの光量をかなり落としていても、よく嫁さんから光が眩しいと言われることがあります。でも、これなら自分の方を明るく、寝室側を暗くすることができそうです。
単純に全体を暗くしたいのなら、ハイモードの状態で輝度を落とした方がバランスがいいと思います。
■10ルーメン(最小)このランタンの最小輝度です。さすがにこの明るさでは使わないかな。この輝度だと最大170時間の点灯が可能です。
輝度調節が便利
輝度を調節(10ルーメン~150ルーメン)することで7時間~最大で170時間も点灯することができます。
こんな感じでボタン長押しすると輝度を調節することができます。初めて動画を作りましたが言葉で伝えるより分かりやすいですねww
各モードの点灯時間と明るさの目安
これまで説明してきた各モードの点灯時間と明るさ(輝度)の目安を分かりやすく表にしてみました。
モード | 点灯時間目安 | 明るさ目安 |
ランタンローモード(最小時) | 170時間 | 10ルーメン |
ランタンローモード(最大時) | 15時間 | 75ルーメン |
ランタンハイモード(最小時) | 80時間 | 20ルーメン |
ランタンハイモード(最大時) | 7時間 | 150ルーメン |
フラッシュライト(最小時) | 100時間 | 20ルーメン |
フラッシュライト(最大時) | 8.5時間 | 120ルーメン |
先日のキャンプで実際に使用しましたが、ランタンハイモード(最大)150ルーメンで使うと2日目の夜は最後までもちませんでした。ただ、モバイルバッテリーですぐに充電できる(充電しながら点灯も可)ので特に問題はなかったです。
充電式のランタンが増えてくるとモバイルバッテリーやポータブル電源はあった方がいいですね。もちろんGOAL ZERO(ゴールゼロ)からもポータブル電源(Yeti Lithium 400 など)やモバイルソーラーパネル(Nomad 7 Plus V2 Solar Panel など)が発売されているので興味がある方はチェックしてみてください。ちなみにLighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)は約3.5時間でフル充電となります。
GOAL ZERO(ゴールゼロ) Lighthouse Micro(ライトハウスマイクロ)との違いは?
同じシリーズにLighthouse Micro (ライトハウスマイクロ)というLEDランタンがあります。追加購入して違いを確認してみました。
当然ですが箱が違います…
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)はしっかりした箱に入っていましたが、Lighthouse Micro (ライトハウスマイクロ)は台紙に挟まれているだけの簡易包装…本体剥き出しです(笑)
個人的には簡易包装賛成ですが、気になる方もいるかと思います。
さて、ここからが本題です。Lighthouse Micro (ライトハウスマイクロ)です。
分かりますか??
そうです。Lighthouse Micro (ライトハウスマイクロ)にはフラッシュライトが付いて無いんですね。
左側がLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)です。右側がLighthouse Micro (ライトハウスマイクロ)です。
あとは当然ですが価格が違います。
Lighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)の3,900円(税別)に対し、Lighthouse Micro (ライトハウスマイクロ)は2,800円(税別)と約1,000円ほど価格が安いです。
フラッシュライト(懐中電灯)が付いてプラス1,000円をどう捉えるかですが、そのあたりは使い方に合わせて選べばいいかと思います。ソロで一個使いだとフラッシュライト付きを選択。ファミリーキャンプなどで複数使う場合はフラッシュライト無しとか。使う場所やシチュエーションで組み合わせを変えてもいいかもしれませんね。
悩む時間がまた楽しいかも♪
その他に違いがあるか、仕様を比較してみましたが、フラッシュライト以外に違いは見つかりませんでした。
横から見ると外観は全く同じに見えます。唯一、左側のLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)には下の方に「FLASH」という表記があるぐらいでしょうか。
GOAL ZERO(ゴールゼロ) Lighthouse Micro Flashのまとめ
GOAL ZERO(ゴールゼロ)のLighthouse Micro Flash (ライトハウスマイクロフラッシュ)は、フラッシュライトを含めた3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応した「手のひらサイズの超コンパクトなLEDランタン」でした。災害が多い昨今、非常時の備えとしても優れたLEDランタンですね。個人的には1人に1台あると安心できると思います。
私も少しづつ増やしていこうと思っています。
では、また!
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